日本は現在のところ、スポーツモデル氷河期となっており、スポーツモデルを欲しがる方が少なくなったといわれています。
しかし、それは間違いです。
スポーツモデルを欲しがる方が少ないのではなく、スポーツモデルが選ぶほどないのです。
特に若者が買えるような比較的安価なスポーツモデルは皆無でほとんどのものが最低でも400万円以上してしまうのでは、だれも手を出しません。
トヨタにもスバルのBRZの兄弟車である86というスポーツモデルがありますが、比較的安いモデルではありますが若者からすればまだまだ高嶺の花であって気軽に変える車ではありませんし、すべての人間がFRスポーツが好きだとは限りません。
そこでトヨタが生み出したのがGsといわれる普通の乗用車を簡単に付けられるエアロパーツや素人でも交換できる足回りパーツをなどをスポーティーなものとすることで、「偽スポーツモデル」なのです。
当然走行性能自体は全くの標準モデルを同じで、早くなるばかりか見た目だけのエアロパーツのおかげで空気抵抗が増えるだけのものとなってしまったのです。
車を使いまわすことが得意なトヨタが考えそうなことです。
そもそも燃費を向上させるために作ったアクアやプリウス、ファミリーカーのアルファードやヴェルファイア、普通のセダンであるマークXにスポーティーさは必要ありません。
唯一、許されるのが全日本ラリー選手権でも使われているヴィッツでこれだけは正しい方向性を持っていると思われます。
トヨタの車の中で今一番騒がれているのが新しく出るプリウスでしょう。
プリウスは1.8リッターエンジンにTHS-IIと呼ばれるハイブリッドシステムを搭載したモデルでデザインや使い勝手、走行性能などを完全に無視した形で作られたハイブリッドモデルの宣伝カーですが、今回で3回目のフルモデルチェンジとなり、4代目モデルが出ることになりました。
発売は2016年ということでまだ実際に発売されているわけではないので詳細はわかりませんが、基本的にキープコンセプトのモデルチェンジが行われるようです。
エクステリアやインテリアのデザインはともかく、ハイブリッドシステムなどの動力性能が気になるところですが、こちらも基本はほとんど変わらないようで、エンジンの細かい部分のみなおしやハイブリッドシステムの制御方法の見直しなどで燃費を40km/Lほどに引き上げた形にしただけで大きな違いはほとんどありません。
それどころか燃費性能が大幅に向上したのに対して、エンジンやハイブリッドシステムのパワーダウンさせたのが気になるところ、エンジン単体では1psのダウンということですのでこれはいいとしても電気モーターは10psのパワーダウン、ということはシステムパワーもおのずとパワーダウンするということになります。
現行モデルにおいても鋭い動きをするのは50km/hぐらいまでと少々頼りない動きをしているのにこれ以上のパワーダウンはかなり痛いところです。
この変化から見えるのはハイブリッドシステムによる燃費向上も限界、パワーダウンをしなければ燃費が稼げなくなったということをあらわしているのです。
ということは車全体の燃費向上もここまで!ということになります。
トヨタの車といえばカローラを忘れてはいけません。
大衆車というジャンルを確立し、一時期は車を持っている人の10人に一人はカローラを持っていると比喩されるほど販売台数が多かった車です。
ホンダのフィットが登場するまで長年、国産車販売台数でナンバーワンをとり続けてきた車でもあり、フラッグシップモデルでもあるクラウンよりも親しみのある車でもあります。
ここ最近はハイブリッドカーであるプリウスの登場によって、大衆車クラスの人気をとられていましたが、今年カローラがフルモデルチェンジを受け、ハイブリッドモデルが作られたことによってまたカローラの人気が上がってきました。
それもそのはずです。今まで大衆車クラスでハイブリッドカーを購入したかったと思っても、用意されているのはプリウスだけ、選択肢が全くなく仕方なくプリウスを選ぶことになっていたのです。
しかし、カローラ・アクシオにハイブリッドモデルが用意されたことによって、はじめてトヨタの大衆ハイブリッドカーを選択して買うということができるようになりました。
これでカローラ・アクシオ・ハイブリッドの性能面が悪ければ、プリウスの人気はそのままだった思うのですが、プリウスよりも車らしいですし、燃費も良いと来れば無理して不恰好で実用性のないプリウスを買う人はいなくなるでしょう。
プリウスは今ではハイブリッドカーのコンセプトカーとしてしか機能していません。
欧州車のほとんどが、本国で作られ貨物船で日本に輸入されてきます。
その距離もかなり遠くからくるので、運賃だって馬鹿にできません。
大手ショッピングモールみたいに「送料無料」なんてことはしませんので、日本に入ってくる欧州車には必ずその運賃が上乗せされているのです。
うれしいことに関税は今のところ撤廃されているので、そういった部分の上乗せはわずかなものとなっていますが、それでも本国で買うのと日本に輸入されたものを買うのとでは金額的にかなりのひらきがあるのが当然です。
しかし、それは昔の話、現在では本国仕様と日本仕様では販売価格にそれほど差はないようです。
たとえば本国で1500万円ほどするポルシェは日本では1600万円台で買えますし、メルセデスベンツなどはほぼ同じか逆に本国仕様の方が高いこともあるらしいのです。
ただ、実際には日本仕様の方が高いことが多く、たぶんそれを見て日本で買うモデルの方が高いと感じるのだと思いますが、実はそこにはグレードや装備の違いがあるのです。
本国では、ベースモデルにある程度の装備やオプション品を付けて販売することが多く、それによって販売価格が安くなっているのですが、日本仕様となるとほぼフルオプションでグレードも比較的上級グレードしか販売しないので本国仕様より高く感じるのです。
残念ながら日本においてそういった装備の変更などできないため結局、高級グレードを買うしかないのですが、車体価格だけを見ればあまり変わりはないのです。
国産車では絶対に体験することができないスピードをいとも簡単に出すことができるのがヨーロッパのスポーツモデルの特徴ですが、さすがに日本ではこのパワーは持て余し気味です。
昔のポルシェなどは空冷式エンジンを持っていたので、高速道路などでは性能を発揮することができたのですが、真夏の渋滞や市街地走行ではすぐにオーバーヒートしてしまい、路肩にエンジンカバーを空けたポルシェを何台も見ることがありました。
400psも500psものパワーを持つ車も日本の100km/h制限の高速道路では、慣らし運転にしかならないでしょう。
ましてや車の台数が多い日本では100km/h出すことさえままならないのですからオーナーはかなりストレスを感じていることでしょう。
そういった方を慰めるというわけではありませんが、484psものパワーを持つフェラーリF40の爆走ビデオが発売されていました。
そのビデオは当時問題になり今では当時と同じものは販売されていません。
何故問題になったのかというと、そのビデオの内容は日本の各地をフェラーリF40で走るというものだったのですが、その一部にどう見て常磐自動車道と誰が見てもわかるところをメーター読みで317km/hで走っている映像が含まれていたのです。
その場では検挙されませんでしたが、のちにそのビデオが発売されたことによって、自供も含めて逮捕に至りました。
484psもあれば簡単に300km/h以上も出てしまうものなのですね。
購入したままの状態のことをノーマル車などといい、車を買取ってもらう時など特に面倒くさい店選びなどをしなくても済むのが大きなメリットです。
しかし、実際に査定となると若干でもそのオーナーなりに手が入れられている車のほうが査定額が高く見積もられるという事がわかっています。
通常は何もいじられていないド・ノーマル車のほうが見積額が高いと思われがちですが、ド・ノーマル車の何が査定額低下の原因になっているのでしょうか。
それは車自体がどうのこうのではなく、その車のオーナーの考え方がよくわかるからです。
車というのはオーナーの考え方や生活習慣などがよく表れるもので、土建系の仕事についている方が乗っている車と生活の足として使っている車を比較してみればよくわかると思います。
ド・ノーマルというのは、「私は車が詳しくありません、興味もありません、だからお金をかけません」といっているのと同じ事で、単なる移動手段としてしか車を見ていないのです。
そうなると普段のメンテナンスやケアなどが怠っていることが多く、定期点検にきちんと出されているとはいっても、必ずしも全く問題がない車だとは言えないのです。
逆にアルミホイールが変えられてあったり、大人しめのエアロパーツなどがつけられている車のほうがその車に愛情を注いでいるという事でプラス評価となる場合もあるのです。
改造しているから必ずしもプラスであるという事ではありませんが、乗ったら乗りっぱなしの車よりは印象はいいと思います。
昔は車の空調機器といえばクーラントの熱を使ったヒーターだけだったのですが、最近では軽自動車でもオートエアコンといわれる全自動式のエアコンが付けられるようになりました。
オートエアコンは温度設定とオン・オフスイッチだけを調整したり押したりすれば後は何もしなくてもキャビンを常に快適な状態にすることができるのですが、時と場合によってはマニュアル操作が必要になることもあります。
例えば冬場では、キャビンを温めるためにヒーター機能だけを使うようになります。
その時コンプレッサーは燃費をよくするため、あるいは走行性能が落ちるため切ることが多いのですが、それですと乗っている人間の体温や機器の発する熱によってガラスが曇ってしまいます。
そこで曇りをとるデフロスターモードを使うのですが、その際にコンプレッサーを回さない状態でデフロスターモードにすると一気に曇りが強くなってきます。
曇りをとるためにはそのガラスの温度がそれなりに上がって、曇りを蒸発させる必要があるのですが、デフロスターモードにした直後はそこまで温度が高くないため余計に曇ってしまうのです。
そこでおすすめのとしては、まずはコンプレッサーを回した状態にしてデフロスターモードに切り替え現状の曇りをとる、そしてガラス面の温度が上がってきたらコンプレッサーを止めて温風状態にするという方法です。
これならばコンプレッサーによる燃費と出力の低下を極力防ぐことができます。
そしてまた曇りが強くなったらコンプレッサーを回すという事を繰り返していけばいいでしょう。
ただ、オートエアコンは基本的には何もしないような設計となっており、スイッチも非常にわかりづらいものとなっていますので、ぜひとも車を買ったら説明書のエアコンの部分を熟読することをおすすめします。
ロードサービスを受けるようなトラブルの中で、ドライバーとして一番恥ずかしいことがガス欠です。
最近はガソリンの値段が高騰し、ガソリンを入れることもなかなか難しくなってきましたが、ガソリンが無ければ走れないことを知っているのに出先でガス欠になるのは、燃料残量計や燃料警告灯が壊れているか、管理不行届き以外の何物でもありません。
車の燃料警告灯というのは、燃料がなくなりかけてから点灯するのではなく、必ず残り10リッターぐらいになったところで点灯するようになっています。
10リッターといえば例えばリッター10km走れる車であれば100km走れるという事で、その間にはたくさんのガソリンスタンドがあるので、そこで給油すればこんなトラブルは避けられたはずなのです。
それができないというであれば、今後車を運転しないほうがいいでしょう。
ガソリンの残量に気を配れない人間が周りの車や人などに気を配れるはずもありません。
ロードサービスではどこの自動車保険でもだいたい10リッターぐらい無料で入れてくれますが、それを呼ぶという事はドライバーとして、車の管理者として非常に恥ずかしい事であり、それを公表しているようなものです。
ハイブリッドカーでも結構ガス欠トラブルが多いと聞くのであまりハイテクもあてにしないほうがいいでしょう。
トヨタのワンボックスカーと言えば、現在のところ商用車として人気のあるハイエースがあります。
ハイエースは昔からトヨタの一番大きなワンボックスカーとして存在していた車で、アルファードやヴェルファイアにワゴン系をとられる前までは、ワンボックスワゴンとしても人気の高かった車でもあります。
現在でも一応ワゴンモデルはあるのですが、10人乗りやマイクロバスといったちょっと特殊な使われ方をするものだけとなっているのです。
しかし、ここ最近またこのハイエースの人気が高まってきているのです。
人気のあるモデルは商用車のバンですが、バンでありながらも比較的装備が充実し、エンジンにも余裕のあるものが搭載されているので、豪華な装備を望む人でなければ十分に満足できるような車になっているのです。
更にミニバンでは考えられない広いキャビンは、子供が複数いる家庭や家族でアウトドアスポーツを楽しむような使い方には非常に有効です。
デザイン的にもあまり商用車っぽくないのも人気の秘密だと思います。
よく考えてみれば、家族のトランスポーターとして機能させるには500万円近くもする豪華なミニバンよりワンボックスカーのほうが使い勝手もいいですし、価格も安い、維持費もカナルおさえることができるといいことづくめの様な気がしてきます。
最近は低燃費ブームとなっており、車の性能を表すのに燃費表示が欠かせないものとなりました。
燃費をよくするためにはより少ない燃料で車を走らせることが必要なのですが、これと正反対の位置にいるのが過給機といわれるものです。
過給機には現在のところターボチャージャーとスーパーチャージャーがあるのですが、どちらも理論的には全く同じ、コンプレッサーを回して、無理やりシリンダー内に大量の空気を入れるのが目的で使われれます。
エンジンというのは吸入した空気の量の合わせて燃料の噴射量を決めています。
シリンダーに押し込められる空気の量が増えるという事が燃料噴射量が増えるという事、それすなわち燃費の悪化という事になるのです。
しかし、過給機によるエンジンのパワーアップは魅力的で現在でもターボエンジンを好んで乗る方がたくさんいます。
2つの過給器はコンプレッサーを回すという事では共通点があるのですが、そのコンプレッサーをどうやって回すかというところが大きく違います。
ターボチャージャーは、エンジンの排気ガスを使って、タービンを回します。
そのタービンはコンプレッサーと直結しているのでタービンが回ればコンプレッサーが回るという事なのです。
しかし、それなりの排圧が必要なので、低回転では回りにくく、効果が表れるのは中回転から高回転、それも負荷がかかっている状態のみという事になります。
対してスーパーチャージャーは、クランクシャフトと連結されたプーリーを回すことによってコンプレッサーを回す構造になっているので、理論上はアイドリング時でも過給されていることになります。
しかし、メカニカルな部分が多いのでエンジンが高回転で回っているときは逆に抵抗となってしまい、過給で稼いだパワーと同じくらいのパワーをロスしてしまいます。
それによってスーパーチャージャーにはクラッチが仕込まれていて、アイドリング時や高回転時には切り離すような仕組みとなっています。
このことからターボチャージャーは中回転から高回転向き、スーパーチャージャーは低回転から中回転向きとなるのです。
パッシブセイフティの代表といえるのがSRSエアバッグシステムではないでしょうか。
エアバッグは車体にフレームにつけられた加速度センサーや衝撃センサーによって衝突を感知し、それによってステアリングホイール内やダッシュボード内に収められているエアバッグに展開信号を送ることで機能します。
エアバッグが展開する構造は、簡単にいえば爆弾と同じ、火薬に電気的な火種をつかって爆発させその膨張によって袋を膨らませるという仕組みになっています。
要するに車の中に複数の爆弾を抱えて走っているという事になります。
考えてみれば恐ろしいことです。
しかしこれによって命を救われた方もたくさんいるのであまり文句も言えません。
ただ、このエアバッグ車をいじる方にとっては厄介なものとなります。
例えばステアリングホイールを交換する時に必ずこのエアバッグを取り外す作業を行う必要があるのですが、エアバッグ自体は他のパーツと同じようにネジで固定されているのでそれを外せばよいのです。
しかし問題はエアバッグに爆発の命令を流す配線を外す時です。
配線はコネクターで結線されているのでそれを外せば済むことなのですが、外す時に微弱な電気が流れる可能性があり、それが時として爆発信号となってしまうことがあるのです。
要するにコネクターを外したとたんに「バァ~ン!」となる可能性があるのです。
これを避けるには必ずバッテリーに端子を外すこと、さらに車に電力を残さないことが必須です。
バッテリーはネジをゆるめて端子を外せばいいのですが、回路にはバッテリーを外しても電気を蓄える部品があってそこにしばらく電気が残ってしまうのです。
ですので、バッテリーを外してからブレーキペダルを踏んでブレーキランプを点灯することによって放電させたり、15分以上放置しておくなどの対策が必要となります。
意味があるのかどうかも疑わしい日本のエコブームによって売り上げを上げているのがエコカーなる車です。
燃費が良くて、税金も安い、ちょっと前なら国がお金をくれた、こんな状態なら誰もが欲しがるわけですが、このエコカーを買った人たちは本当にエコについて考えているのでしょうか?
エコカーによるエコというのは、「燃費が良いことから枯渇状態にある石油の消費を減らす。」、「排気ガスの洗浄能力を高めて大気汚染を少なくする」、「廃車にした時に出るごみを再利用出る」という3つのものから構成されているのですが、エコカーを買った人の約99%が全く意識していません。
かろうじて燃費が良いという事には関心があるのですが、それは枯渇してしまう石油の消費を抑えるためではなく、ただ単に家計からガソリン代を減らしたいだけなのです。
日本というのはおめでたい国で、こんな私利私欲のために減税や補助金を出してしまうのですから本当におめでたい!
ガソリン代を節約して、懐のお金が増えているのですから逆にエコカー増税をしてもいいくらいだと思います。
エコカーは石油の消費量を減らす車ではなく、家計費を肥やす車といってもよいでしょう。
たぶん、日本のガソリン代がリッターあたり50円位になったとしたら、エコカーなんて買う人間は誰もいなくなると思います。
夏になると車内のエアコンは常にフル回転。燃費はものすごく悪くなるし、ガソリンを入れる回数も増えるのでガソリン代も高くつく。
でもエアコン無しで車に乗るなんて、考えられない。あんな鉄の塊の蒸し風呂のような所に長時間いたら、死んでしまう。
よく夏のニュースで聞くのが、親がパチンコをやっている間に子供が車の中で死んでしまうという内容。あの親たちは車の仕組みを何もわかっていない。
何時間もエアコンをフルで動かし続けることなんてできない。家のエアコンじゃないんだから。
バッテリーが上がったり、車は家電とは違うんだし。車内に残された子供は本当にかわいそうだ。
きっとそんな親は、バッテリーが上がっても、対処方法も知らないであろう。とりあえず、JAFに電話をしたりして、お金をかける方法しか思い浮かばないだろう。
車を所有するなら、ある程度車に関する知識を身につけておかないと、自分が危険な目にあったり、無駄なお金を使うことになる。
スポーツカーといえば誰もが憧れる車であって、過去にはスーパーカーブームなるものまで巻き起こったことがよく知られています。
日本においてもイタリアの車ほどではありませんが、一種独特の雰囲気を持ったスポーツモデルがたくさん生産されてきました。
しかし昨今のエコブームやミニバンブームによってスポーツモデルの人気がなくなり、最終的にはスポーツモデルを持たない自動車メーカーなども現れる始末となりました。
その代表的なのがトヨタ、MR-S生産終了後、86が登場するまでの間、5年という歳月をスポーツモデル無しの時代が続きました。
その間でもスポーツモデルが好きな人間もいたはずで、その顧客を逃がさないためにトヨタがとった作戦が、スポーティーモデルの販売です。
スポーティーモデルは、全くスポーツモデルとは関係のない大衆車やファミリーカーなどに効果のほとんどない見た目だけのエアロパーツやカーボン柄のインテリアパーツ、本革インテリアなどを施したもので、見た目だけはスポーツモデル顔負けのスタイルを持っていましたが、運転してみるとやっぱり普通のファミリーカーでしかありませんでした。
それがトヨタのGsシリーズであったり、モデリスタであったわけです。
スポーツモデルは元から走りのために作られた車で性能はかなり高いものを持っています。
対してスポーティーモデルは見た目だけスポーツモデルの真似をしただけのもので性能はファミリーカーであり大衆車でしかなかったのです。
さすが尾張の商人、見た目だけで見栄を張るのは得意だといえるでしょう。
今日、国道16号線を走っていたら、車買取のアップルの前を通過しました。
普段何気なく通っていますが、信号待ちでじっくり見てみたら、軽自動車からスポーツカー、ダンプカーまで色々な車が販売されていました。
でも、車の台数自体はそんなに多くないし、全体的に古めの車が多かったので、あまり購買意欲をそそられませんでした。
でも、こうして何年もの間、店舗を構えられているということは、それなりに車が回転して商売が成り立っているんだと思うので、中古車業界の仕組みってうまくできているんだな、と感じました。
店頭で買い取った車をオークションで販売しているんでしょうね。
その中でひときわ目を引く車が一台ありました。
小型トラックなのですが、まだまだピカピカで、ライトを変えたり、内装もハンドルなど色々変えてあって、売り物なのか?と疑うような車がありました。
きっと自分で購入したけど、ローンが返済できなかったとかで、泣く泣く売却したんだろうな、と勝手な推測をしていた私です。
私は新車しか購入したことがないのですが、ああいったきれいな中古車で、安いものがあれば買うのもありかな、と思いました。
車の名義変更ってほとんどの方が業者に頼んで手数料を払っているのではないでしょうか。
だいたい一台15000~20000円位すると思うんですけど、これって結構痛い出費ですよね。
つい最近自分で名義変更をしてみたので、その時の流れを簡単に書いてみようと思います。
まず申請をする場所は、全国の運輸局支局か検査登録事務所(陸運局)です。
まず、車を譲る旧所有者は自動車検査証を用意します。
これはだいたいみなさんが、通常は車にいつも乗せている書類です。
次に印鑑を用意します。これは旧所有者、新所有者共に実印が必要です。
あとは、印鑑証明書を用意します。旧所有者、新所有者共です。
次に車庫証明を用意します。そして譲渡証明書を用意します。国土交通省のサイトからダウンロード出来るようになっています。
そして書類の用意が出来たら、最寄の陸運局に行きます。
もし時間がなくて、旧所有者、新所有者に陸運局に行けない場合は、旧所有者だけで手続きする事も可能です。
でも、その際には新所有者の委任状も必要になるのでご用意下さい。
簡単なのでもし機会があったら自分でやってみるといいかなって思います。