スポーティーモデルはファミリーカーでした

スポーツカーといえば誰もが憧れる車であって、過去にはスーパーカーブームなるものまで巻き起こったことがよく知られています。
日本においてもイタリアの車ほどではありませんが、一種独特の雰囲気を持ったスポーツモデルがたくさん生産されてきました。

 

しかし昨今のエコブームやミニバンブームによってスポーツモデルの人気がなくなり、最終的にはスポーツモデルを持たない自動車メーカーなども現れる始末となりました。
その代表的なのがトヨタ、MR-S生産終了後、86が登場するまでの間、5年という歳月をスポーツモデル無しの時代が続きました。

 

その間でもスポーツモデルが好きな人間もいたはずで、その顧客を逃がさないためにトヨタがとった作戦が、スポーティーモデルの販売です。
スポーティーモデルは、全くスポーツモデルとは関係のない大衆車やファミリーカーなどに効果のほとんどない見た目だけのエアロパーツやカーボン柄のインテリアパーツ、本革インテリアなどを施したもので、見た目だけはスポーツモデル顔負けのスタイルを持っていましたが、運転してみるとやっぱり普通のファミリーカーでしかありませんでした。
それがトヨタのG'sシリーズであったり、モデリスタであったわけです。

 

スポーツモデルは元から走りのために作られた車で性能はかなり高いものを持っています。
対してスポーティーモデルは見た目だけスポーツモデルの真似をしただけのもので性能はファミリーカーであり大衆車でしかなかったのです。
さすが尾張の商人、見た目だけで見栄を張るのは得意だといえるでしょう。